こんにちは家売るさらりーまんです

このブログは年間３０戸以上のおうちの売り買いをしている私が、【現代社会で人と家はどう付き合っていくべきか？】を考えるブログです

不動産関係者、これから不動産の仕事をしたいと思う人、または自分のおうちの売買を考えている人など、多くの人のお役に立てると思います

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今年の１０月に消費税が８％から１０％になることが、ほぼ確定していますね

これまで３％から５％、５％から８％と増税のタイミングがありましたが、それぞれのフェーズにおいて、消費の駆け込みがありました

それこそ金額の高い「家電製品」や「車」であったり、もちろん「家」においても駆け込みがあり、増税後は一気に消費が冷え込むという歴史があります

今回もある程度の駆け込みを予測していましたが、これが不思議なことに・・・

駆け込み需要はまったく無いんですよね！！

同業者のみなさんどうですか？私の聞く範囲では、やはり駆け込み需要は無いという話を聞きます

なぜでしょうか？？

私が考えるに理由は大きく２つです

まず一つ目ですが、、、

政府もバカじゃありません・・・以前の駆け込み後の消費落ち込みを反省して、今回は手を打っており、そのことを消費者が知っているという点です

つまり、消費税増税後に買った方がお得、だと判断しているという事です。

具体的には「住宅ローン控除の期間延長」ですね、これは以前ブログにも書いていますが、今は控除期間が１０年ですが、これが１３年に延長されます。

さらに住まい給付金の給付額も増額されるため、シミュレーションではほとんどの場合において、消費税増税後に購入した方がお得になるんです

もちろん現金買いの人には関係ない事ですし、個人の収入などにも応じますので一概には言えませんが・・・

もう一つですが、、、

消費税云々ではなく、そもそも今って不景気だよね・・・って話です

大きくは米中の貿易戦争の影響が大きくて、世界同時株安という状況ですよね～

イギリスではブレグジットの問題もありますし、しばらくの間は景気不透明・・・というより暗雲が立ちこめていると言っても過言ではないでしょう

そこにきて消費増税ですから・・・財布のひもがきつくなるのは仕方ない事だなぁ、なんて思っています

個人的には前者でお話した、「消費者が増税後に購入した方がお得になる事を知っている」という点に期待していますが、そんなに簡単な話ではなさそうです

理由は簡単で、「え？そんなこと知らない・・・」という消費者がほとんどだからです

どうですかみなさん・・・増税後に家を買った方がお得なんて、知らないですよね！？

知っていたらよく勉強をされていると思います

私の事務所に訪れるお客様の中にも「増税前の今、不動産を買った方がよいのでしょうか？」という相談を受けるので、「一概には言えませんよ」って話をすると目を丸くされます

不動産市場に限らず駆け込みを期待していた業界は、期待ハズレの状況ではないでしょうか？

よろしければ皆さんの会社、業界の話も聞ければと思います

それではこのへんで